学会誌「自然災害科学」

自然災害科学105　Vol.32,No.1

【巻頭言】

大震災と伝統構法木造建築物の耐震

鈴木 祥之
1

【特集記事】

脆弱性の複眼的検証－平成24年7月九州北部豪雨災害・熊本県での経験から－

本特集の趣旨

坂本 麻衣子
3

1.　豪雨被害の概況

大本 照憲
4

2.　繰返された土砂災害

北園 芳人
9

3.　市町村の防災管理体制と災害情報の伝達

山田 文彦・溝上 章志・柿本 竜治
14

4.　阿蘇の創造的復興と文化的景観保全

田中 尚人
30

5.　最近の豪雨災害から学ぶべき総合防災的政策と研究課題

岡田 憲－
34

補遺　被災地の市民へのアンケート

柿本 竜治・藤見 俊夫
37

【報告】

2012年5月6日に茨城県つくば市で発生した竜巻災害

山本 晴彦・山崎 俊成・山本 実則・小林 北斗・吉越 恆・岩谷 潔・園山 芳充
45

住民主体の安否確認における住民情報の個人情報との関連に関する考察

臼井 真人・福山 薫・吉川 耕司・角本 繁
61

インドネシア・アンボン島の地すべり及び泥流災害

伊藤 驍・Edi P.UTOMO
77

網式消波材の施工性と耐波安定性に関する実験

平石 哲也・土橋 和敬・黒田 美里
91

【論文】

山麓斜面上に位置する木造構造物の周辺地盤との相互作用を考慮した地震応答特性

土岐 憲三・伊津野 和行・深川 良一
103